アゴ乗せ日記

適当なポジティブ日記

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【100記事記念】これからプログラマーになる10年前の君へ

まず君は高校最後の年になって進路に迷った挙句、小さなIT会社をハローワークで見つける。

なりたい職業が特になかったから進路希望で、「オンラインゲーム得意だしシステムエンジニアって名前かっこええな。IT系だろ」くらいの軽いノリで履歴書を書いて面接まで話を進めることになる。

有象無象の戯言に耳を傾けるな、自分を信じろ

「IT?勉強しないと厳しいよ、警備員とかはどう?」
「簿記やってるなら事務とかは?パソコン使うよ」
「( ᐛ👐)パァwwwwwwwごめんミスった。」

まぁ色々言われるのは仕方ない。客観的に見ると君の高校生活はお世辞にも真面目とは言えなかった。

でも良かった。君に『反骨心』があって。それは社会にでてから道を切り開くための強力な武器になる。

絶対にプログラマになってやろう

勉強できないんだからやる気を見てもらえ

とにかく履歴書の自己PRは埋め尽くせ。別にITに強い思い入れも無いだろうが必死に考えろ。特に何でもいいから「勉強している」旨は書いておくことだ。明日からHTMLの勉強でも始めればいい。でも決してそれを嘘にしてはだめだ。この業界は自発的に勉強する人間を信用する。


面接当日。

君は面接官から「第二外国語は何を習っていますか」という問いに対して「英語っす」と答える。残念だが君はアホだった。

多くの日本人は英語が『第一外国語』である。だが、そのドヤ顔自信たっぷりに答えた姿が良かったのかもしれない。手応えありだ。

筆記試験、君は数学の二次方程式が解けない。次生まれてこれたなら最低限勉強しておくのだ。その後の問題の自信が無くなる。

適正試験。CABテスト(規則性)を解くことになるが、安心してくれ。学力テストでは無い分、君が唯一他の受験者と同じステージで戦える。

CAB規則性試験というのは例えば

a bb ccc

という文字のパターンがあったとして次にくる文字は何かを当てるものだ。 この例であれば「アルファベット順 + 文字数の増加」がパターンとして見えるため、次にくる文字列は

dddd

であろう。君はゲームばっかしてたからこういうのが得意だ。


数週間後、君は担任からの電話でガッツポーズする


基本情報技術者試験

同期には大卒3名と高卒1名と君の合計5名が決定した。

内定をくれた会社から任意ではあるが入社するまでの間に『基本情報技術者試験』の勉強をするようテキストを送られてくる。

負けず嫌いな君はこれを必死でやり始めるだろう。

だが、これまでろくに勉強してこなかったツケはでかい。 問題文を理解するのに苦戦し、計算もできないのだから。

それでも君のポジティブは最高の起爆剤だ

もしかしてこれ、俺以外も理解できないんじゃね?

だいたい当たっている。ITの知識に関しては横一線だった。
周りがどれだけ勉強をしているかわからない中、君は無い頭をフルに使って合格までの道のりを逆算し1日にこなす過去問の数や、スケジュールを決めていった。

会社の部長からは「5人中1人受かれば良い」と言われていた試験。




最も期待されていなかった君は合格することになる


結果から言えば君はその後『応用情報技術者試験』や『セキュリティスペシャリスト試験』などにも合格していくことになる。

セキュリティスペシャリストはその後『情報処理安全確保支援士』という名称に変わる。

情報処理安全確保支援士検索サービス』の名簿にも君の名前が載ることになる。

まぁお世辞にもカッコいい名称ではないが、定時制高校でヤンチャどもと生活していた君からは考えられないくらいの成長だ。

プログラミングは君に翼を授ける

はじめて習ったプログラミング言語はCOBOLだ。 かなり古い言語で会社のお偉いさん達が得意としていた言語。

過去に誰かが書いたすでに完成されたコードを自分でタイピングして丸々写す。

そして実行。

まぁ動かない

プログラムっていうのは「.(ドット)」の打ち忘れがあっても動かない。




えー。。すごいアナログ。。(


それでも君はどんどんプログラミングに夢中になっていく。 今まで勉強してこなかったのが嘘だろ?ってくらいプログラミングを学んでいく。 簡単なスキルをどんどん身につけ、それらを組み合わせて応用していく。その繰り返しだ。

勉強法は間違っていない

ググって、 真似て、 すぐ(たくさん)試せ

C++、Java、Rubyと色んな言語に手を出していくが、Javaって名前がかっけぇっていう理由でJavaエンジニアになる。(相変わらずな野郎だ。

未経験では開発の仕事が与えられない

これが現実だ。

君に開発の仕事がやってきたのは2年目以降のことになる。

この業界で未経験者に開発の仕事が回ってくることはほとんどない。中小企業ならなおさらだ。そもそも中小企業だと自社で開発をやっているケースは少なく、多くが大企業が募集している案件に面接しにいって、その会社に出向して働くスタイルだ。普通はすでに経験を積んでいる上級エンジニアのバーターとして安い単価もしくは無賃金で一緒に入れてもらう流れになるが、当時の会社は人材不足すぎてそれが叶わない。

それでも給料が支給されていただけまだ良かった。

Javaを選んだのが功を奏す

当時AndroidアプリはすべてJavaで作られていたのだ。
まだスマホが普及し始めたばかりの世の中で君は通話録音アプリだったり、試験勉強のタスク管理アプリなどを作っては面接で披露していった。

今思えばとても恥ずかしくて他人には見せられないクオリティのものを君はドヤ顔で披露していくのだからさすがとしか言えない。

その継続の結果、同期で唯一仕事が決まる。

残念ながら開発の仕事ではないが、テスターとしてエンジニアの経歴をスタートさせることになる。

報われない努力はない

努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。

王貞治さんの言葉だ。

野球小僧だった君ならこの言葉を体現してくれる。

自社でも出先の現場でも常に「開発がやりたいんだ」と唱えていた君に突然チャンスが訪れる。

Javaの実力テスト受けてみないか?問題なければ開発者として受け入れるよ

武者震いがおさまらない中、君は実力テストを受けて合格する。

いつチャンスが来てもいいように準備を続けていた君の勝ちだ。

逃げて良い

君は負けず嫌いだし、家族や職場の人間に心配かけたくないと頑張ってしまうが、
正直その後の10年で何回も挫折するし、死にたいと思うことがある。

そう思ったら逃げて良い

嫌なやつ、どうしてもウマが合わない人間は必ずいる。我慢せず別の環境で働けるよう会社に相談しよう。

もしダメだと言われたら?

喜ぼう。辞める理由が見つかったのだ。そんな会社にいる必要はない。

君は2度の転職を経て働きやすい環境にたどり着く。

10年後

収入はまぁ普通に安心してくれ。君がいま思っているより全然稼げているし残業もない。
なんなら自分で給与交渉しているから不満は少ないと思う。
会社勤めだが、もっと稼ぎたければフリーランスにでもなればいい。
君が努力し続けてくれたおかげで選択肢ならいくらでもあるぞ。

そして結婚して、子供ができて。

あとテキトーなブログを書いている。

素敵な出会いがたくさんあるぞ。


そうだ、10年後youtuberってのがかなり稼いでるからいまのうちyoutubeに動画投稿始めといてくれ。君に頼みたいのはそれくらいだ。

おわり

何も持っていなかった辛い時期をありがとう。

以上!!

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